ご相続が発生した場合、故人の預貯金の取引履歴や残高証明書等は相続人の一人から単独で開示請求することが可能です。必要書類は金融機関によって異なることもあるため金融機関に確認をした方が確実ですが、通常は相続人とわかるだけの戸籍謄本、相続人の身分証明書、相続人の実印、相続人の印鑑証明書等を要求されることが多いと思います。

　これに対して故人の預貯金の名義変更・払い戻しは（遺言等がある場合を除き）相続人全員の署名押印（実印）のある遺産分割協議書や印鑑証明書が必要となります。

　当事務所では初回無料相談を実施しておりますので、お悩みの場合にはお気軽に一度ご相談下さい。