不動産の生前贈与は、贈与契約を締結し、名義変更登記は実印・登記済権利証（登記識別情報）・印鑑証明書や住民票があればできるため、手続きはそこまで難しい書類等はないのですが、税金の計算をしてないと、後ほど贈与税や不動産取得税など高額な税金を支払わなければいけなくなってしまう可能性がございます。

　１年間に１１０万円を越える財産を贈与すると、贈与を受けた人に対して贈与税が発生します。この贈与税は高額なため、不動産の贈与をする場合には、基本的には税理士にご相談の上、税金面のご相談をされた上での贈与を強くおすすめしております。

　贈与をする方法としては、①一括で贈与をする。②数年に分けて少しずつ贈与をする。　③相続時精算課税制度を利用して贈与をする。等様々な税金対策をしながら贈与をする方法がございます。

　また、税金が高額で贈与が難しい場合は、遺言の作成をしたり他の代替手段を探すこともございます。

　当事務所では提携している税理士事務所もございますので、税務面・法律面あわせてご相談が可能となっております。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。